こんにちは。
外遊びが好きなきゃめるんです。
キャンプに行くためにどうにか連休がとれないかと、そればかり考えている会社員です。
キャンプ歴は15年以上ですが、ワンちゃんを連れてのキャンプは今年の春が初めて。
愛犬は家族の一員、どこにでも連れて行きたいし、みんなで一緒に楽しい思い出を作りたいと思う方は多いのではないでしょうか。
何度かワンちゃんと一緒にキャンプをしてみて、必要だと思った物、あると便利だなと思った物、注意した方がいいなと思った点を紹介します!
ワンちゃんも人間も楽しく安心してキャンプができるように、皆さんの参考になれば幸いです。
愛犬のための持ち物
ファミリーキャンプは荷物が多くなりますが、たとえもっと荷物が増えるとしても、ワンちゃんも楽しく快適に過ごせるようしっかりと準備していきましょう。
人間の物と違い犬用品は現地調達が難しい場合が多いですので、しっかりとイメージして何が必要かを見極めたいですね。
最低限の必需品
- フード
どんなハプニングがあるか分かりませんので、キャンプ日数より多めに準備しておきましょう。1食分ずつジップ袋などに入れて持って行くと、サッと出せて便利です。
- フードボウル、水飲み用カップ
キャンプだからといって突然シェラカップなどで出したりすると戸惑う子もいるかもしれませんので、いつも使っている物が良いです。
- おやつ
人間が食べている時はやっぱりワンちゃんも食べたくなりますし、興奮状態を落ち着かせたり無駄吠えを止めたい時にあげても良いと思います。
- リード・ハーネス
放し飼いは禁止のキャンプ場がほとんどですし、犬が苦手なひとも当然います。ドッグランつきのサイトもありますが指定の場所のみでリードなしOKとなっていますので、基本しっかりリードはつけましょう。
- エチケット袋
普段と環境が違うので、いつもと違うタイミングでうんちが出る場合もあります。どこであろうとしっかりとエチケットを守るのは飼い主の義務ですね。時々サイトの外に連れ出してあげると、気兼ねなく用を足せると思いますよ。
- おもちゃ
テントの設営中や料理の最中など、人間があまりかまってあげられない時もあると思いますので、そんな時にひとり遊びできるおもちゃがあると良いです。噛み噛みできるガムなどがあると、わりと集中して遊びながら待っていてくれます。
- いつも使っているベッドやクッション
テントの中やアウトドアチェアの上などにいつものベッドやクッションがあると、落ち着いて過ごせるようです。普段使っていて自分の匂いがついている物が良いと思います。
- ブラシ
キャンプ場は自然の宝庫!草の中を歩いたりすると毛に植物がくっついてくることがあり、時間が経つと絡まってしまうので時々とかしてあげると良いです。
- 夏は扇風機
真夏に愛犬を連れてのキャンプは少し危険な気がします。犬は人間よりも体温が高く、毛の長いワンちゃんは特に暑いと思われます。水分補給を頻繁にうまくできるようなら良いのですが、一度にほんの少しの水しか補給できない子は熱中症の危険性が高いので、真夏の炎天下であれば高原のキャンプ場を選ぶとか、或いは少し時期をずらして涼しくなってから行く計画にするとよいと思います。
- 防寒着
春・秋は朝晩の温度差が大きいので、人間と同じように衣服で調整してあげると良いです。日中は暑いから大丈夫かなーと思っていても、日が暮れると途端に冷えてくる場合もありますので油断禁物です。
- 虫よけ
フィラリアの薬を飲んだり注射をしているとは思いますが、念のため虫よけグッズがあると安心です。ペットショップやホームセンターなどでペット用の虫よけグッズが売っていますので、用意しておくと良いです。
- バスタオル・洗面器
何かと汚れた時に拭いたり、寒さ対策にも使えるバスタオルを複数用意しておくと良いでしょう。洗面器は車酔いしてしまった時のために、私はいつも車に積んでいます。車酔いしやすいワンちゃんは長距離を走る時は特に気を配りましょう。
あったらいいなと思う物
- ドッグコット
地面が熱かったり冷たかったりする場合はドッグコットがあると便利です。メッシュ素材で通気性の良いものや、屋根がついていて日陰ができるものなど色々な種類がありますので選ぶのも楽しいです。もちろん人間用のコットやチェアを使っても問題ありません。
- ドッグアンカー・ドッグポール
うちは小型犬なのでリードを固定するのはタープ用のペグで間に合いましたが、ドッグアンカーを使っている方もいるようです。真ん中が回転する物であればワンちゃんも自由に動けるので良さそうでした。またドッグポールとワイヤーリードがセットになった物も販売されていますので、力の強いワンちゃんがいる方はそういった物が安心だと思います。
ドッグアンカー↓
ドッグポールとワイヤーリード↓
- 狂犬病予防注射済票・混合ワクチン接種証明書
これが必要かどうかはキャンプ場によりますので、事前に問い合わせると良いです。
マナーと注意点6つ
ペットと一緒に過ごすキャンプは、人間だけで行く時とはまた違った楽しみがありますが、その分気をつけなければならない事も多いです。
自分たちも周りのお客さんたちも、気持ち良く楽しめるような配慮が必要ですね。
1、場所決め
ワンちゃんが吠えるのは当たり前なのですが、飼っていない人からすると不快に感じる方もいます。テントを張る場所を決める時に、犬連れのキャンパーさんたちが複数いるようでしたら、その近辺を選ぶようにすると良いと思います。吠える事に対して理解のある方が近くにいた方が安心ですし、ずっとハラハラしているのは自分たちも嫌ですよね。
テント設営が終わった後など、ワンちゃんを連れてご近所さんにひと言挨拶しておくと、印象も良いですし多少吠えたとしても「お互い様」という気持ちになれると思います。
また人通りが多い場所ではワンちゃんが落ち着かず、無駄吠えも増えてしまうので、トイレや炊事場の近くは避けた方が良いです。テントを張る角度を工夫して、人が通る方に背を向けるように張ると良いと思いますよ。
2、脱走
上記でもドッグアンカーやワイヤーリードを紹介しましたが、ペグを刺してリードを繋ぐだけではワンちゃんの力に耐えられない場合もありますので、中~大型犬と一緒に行く方は注意しましょう。また小型犬であっても、首輪やハーネスがすっぽ抜けることもあります。サイズや強度を確認しておきましょう。
万が一脱走してしまった時の対処法として、飼い主の電話番号やワンちゃんの名前が分かる物を身に付けさせておくと良いです。首輪やハーネスに記載されるタイプの物もありますし、キーホルダーのようにデータを入れておける物もあります。
3、脱水症状
キャンプは人も犬も脱水症状に気をつけなければなりません。楽しくてつい長時間水分を摂っていなかったということもありますので、子供とワンちゃんには頻繁に声をかけて水分補給を促しましょう。
4、汚物処理
普段のお散歩も、飼い主さんが手ぶらだとアレー???と思いますが、もちろんキャンプ場でもワンちゃんが用を足したらちゃんと始末をしましょう。飼い主として当然のマナーですよね。
5、拾い食い
キャンプ場には人の食べ残しや食べこぼし、炭の残りや食品のパッケージなどあらゆる物が落ちています。ワンちゃんの方が目線が低いので、芝生の中からも見つけやすいんですよね。お散歩の時はよく注意しながら見てあげましょう。
6、火
バーベキューコンロや焚火など、キャンプは火を使うシーンが多いので、ワンちゃんのいる場所と火をなるべく遠ざけておくよう気をつけましょう。テーブルの上にオイルランタンなどを置いておく場合も、ワンちゃんが届いてしまう場合がありますので注意が必要です。
まとめ
大好きな愛犬と一緒に大自然の中で思いっきり遊んだり、スキンシップをとったり、楽しい経験をたくさんしたいですね。
ワンちゃんもキャンプが好きになるように、事前の下調べや準備をしっかりして、快適に過ごせるようにしたいものです。
少し涼しくなってきた今が1番キャンプには良いシーズンですので、愛犬を連れて行こうか迷っている方は参考にしていただければ嬉しいです。
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