こんにちは、スイミングインストラクターのきゃめるんです。お子さんが水泳の大会に出場するようになると、準備しなければならないものがいくつかあります。大会にどんなものを持って行ったらよいのだろう?忘れ物をしないようにするにはどうしたらよいだろう?と疑問に思っている方に向けて、インストラクターでありジュニアスイマーの母である私が、必需品から便利品まで分かりやすく解説します!ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 水泳大会の持ち物【必需品】
- 水泳大会の持ち物【あると便利なもの】
- 水泳大会の持ち物【プラスアルファ】
- 水泳大会で忘れ物をしないための【準備方法】
遠征に行くときの持ち物を紹介した記事もありますので、ぜひ参考にしてください!
水泳大会の持ち物【必需品】
まずは絶対に忘れてはならないものです。
- レーシング水着
- 練習用水着
- キャップ
- ゴーグル
- IDカード(選手証)
- 練習用具
- お弁当・飲み物
- 筆記用具
レーシング水着
レースではWAマーク(FINAマーク)といって、世界水泳連盟の基準をクリアした水着に付けられるバーコードのあるものを着なければなりません。練習用の水着ではレースに出られませんので、気をつけましょう。
レース用の水着はジャストサイズで着なければならず、兄弟や友達に借りることはできませんし、貸し借りはトラブルの原因になる場合があるので避けた方が良いです。
締め付けが強く着脱が難しいため、慌てて着た時に破れてしまうことがありますので予備を持っていると安心です。
練習用水着
朝のアップとレース前のアップで使用しますので、2~3枚持っていると良いです。
キャップ
レースで使用するキャップは、メッシュ・シリコンどちらでも良いのですが、メーカーロゴが大きく入っているものは使用できませんので確認しておきましょう。詳しくはこちら⇒日本水泳連盟
キャップもレース直前で破れてしまう場合があるので予備を持ちましょう。
ゴーグル
普段の練習で使い慣れたゴーグルが良いです。レンズのふち(肌に当たる部分)にクッションがあるものと無いものがありますが、小学生はクッションつきの方が使いやすいようです。形も様々ですので、フィットする形を見つけられると良いですね。
IDカード(選手証)
事前に配布され記名をして持っていく場合が多いですが、全国大会などは写真が必要になることもありますので、しっかりと準備しておきましょう。忘れると会場に入ることができませんので、とても重要な持ち物です。
練習用具
朝とレース前のウォーミングアップの時に、普段使っている練習用具が必要な場合があります。出場者が多い大会では、紛失や取り違えを防ぐため持たせないクラブもありますが、常にフルセットを持っていくクラブもあります。何が必要かはコーチに確認しましょう。
お弁当・飲み物
現地調達できないこともあると思いますので、多過ぎるくらいに準備しておくと良いです。お腹がすいて力を出し切れないということのないように、また水分不足で脱水にならないよう多めに持って行きましょう。
筆記用具
プログラムに記名したり、自分が出場するレースの時間が分かりやすいようにしるしをつけたり、友達の記録をとることもあると思いますので、最低限必要な筆記用具は持っていると良いです。
水泳大会の持ち物【あると便利なもの】
無くても困るわけではないけれど、絶対にあった方が良いものです。
- スイマーズリュック
- プールバッグ
- ラップタオル
- くもり止め
- 内履き
スイマーズリュック
スイマーズリュックは濡れに強く、ウォーミングアップで使う道具や内履きを入れることができます。大容量なので持ち物をまとめて入れることができ、ふた部分が大きく開くので出し入れがしやすいのでおすすめです。各メーカーから色々なデザインのものが出ていますので、ぜひチェックしてみてください。
プールバッグ
レースに向かう時、予備の水着・キャップ・ゴーグル・くもり止めなどを入れて持って行く小さいバッグです。濡れ物を入れることもできますので、ひとつあると便利です。
大きなメーカーロゴが入っていると招集所に持っていけないので、気をつけましょう!
ラップタオル
スカート型のバスタオルです。着替える時にあると便利ですのでおすすめです。
くもり止め
ゴーグルに塗るくもり止めです。視界が悪いと思い切って泳げないことがありますので、普段の練習で使っている人は忘れずに持って行きましょう。
最近はケースに入れて持ち歩く人も増えています。紛失防止にも良いと思います。
内履き
プールサイドや通路にはどんな物が落ちているか分からないので、なるべく裸足で歩くことのないようにスニーカーやサンダルを用意しましょう。床が濡れて滑りやすくなっている部分がありますので、底が滑りにくいタイプのものを選ぶと良いです。
水泳大会の持ち物【プラスアルファ】
季節によって必要なもの、あれば尚よいものです。
- クーラーボックス
- ヨガマット
- ストレッチ用グッズ
- 防寒グッズ
クーラーボックス
プールサイドや更衣室は高温多湿ですので、お弁当や補食がいたまないようクーラーボックスに入れておくと安心です。
ヨガマット
大会中にストレッチをしたい時やちょっと横になりたい時など、あると良いです。折り畳みタイプはかさばらないので、持ち運びしやすくおすすめです。
ストレッチ用グッズ
レース前後にストレッチをして身体のメンテナンスができると良いです。普段使っているグッズがあれば、それを持って行くと良いと思います。ストレッチチューブはコンパクトで使いやすいですし、マッサージガンの小さめサイズのものもおすすめです。
防寒グッズ
季節によっては体を冷やさないためのグッズが必要です。ベンチコート・フリース・レッグウォーマー・カイロ・手袋・ネックウォーマーなど。体が冷えていると怪我をしやすく思うように動きませんので、必ず対策しましょう。
水泳大会で忘れ物をしないための【準備方法】
頭の中だけで考えていても、どうしても忘れてしまうことがあります。ですので、持ち物のチェックリストを作り、準備できたものからチェックしていくという方法が最も合理的です。必ず前日に準備し、分かりやすいように広げて並べておき、当日の朝最終チェックをしながらバッグに入れていく作業を本人がおこないます。特記はしませんでしたが、ハンカチ・ティッシュ・ゴミ袋など、必要だと思うものは自分で考えて揃えるように癖をつけましょう。初めのうちは親御さんも一緒に見てあげると良いですが、経験していくうちに自分で必要なものがわかってくるので、なるべく自分で揃えられるよう見守っているのが良いと思います。
ただし、絶対に忘れてはならない一軍の持ち物については、ちゃんと持ったのかひと言声をかけるのも必要かもしれませんね。「失敗から学ぶ」という考え方もできますが、せっかくの努力が台無しにならないようせめてちゃんと泳ぎ切ってほしいと思うのは親御さんなら当たり前ですから、ジュニアのうちは親の確認作業も大切ですね。
最後に
競技大会は選手も観客もたくさんいる中で注目されて泳ぐわけですから、緊張するお子さんも多いと思いますし親もドキドキしますよね。しかし経験を重ねていくことによって大会中の動きやパターンが分かってきますので、いずれ堂々と人前に立つようになります。そういう姿を見るのも楽しみにしながら応援したいですね。初めは出費が多く大変ですが、一度購入すればしばらく使える物がほとんどですので、徐々に揃えていけるとよいと思います。
競泳を頑張る選手たちと、それを支える保護者さんたちを応援しています!
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