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【ジュニアスイマーの保護者さん必見】水泳選手コースに上がったら必要な物とは?

こんにちは、スイミングインストラクターのきゃめるんです。選手コースへのお誘いが来た!という皆さん、これからは競泳の世界に進んでいくわけですね。わくわくしますねー。

お子さんが選手コースに上がるとなると、新たに準備しなければならない物がいくつかあります。どんな物を揃えたら良いのだろう?と疑問に思っている方に向けて、インストラクターでありスイマーの母でもある私が分かりやすく解説していきます!

この記事で分かること

水泳選手コースに上がったら必ず必要なもの

  • 練習用水着
  • 練習用スイムキャップ
  • 競泳用スイムゴーグル
  • セームタオル
  • ドリンクボトル

それではひとつずつ解説していきます!

練習用水着(2着あるとよい)

今まで着ていたスクール水着を卒業し、競泳用の水着で新たな水泳生活が始まります!着ると気持ちがアガル⤴かっこいいデザイン、かわいいデザインをお子さんと一緒に選ぶのも楽しみのひとつになりますね。練習用の水着は厚手の生地が使われており、とても丈夫で伸びにくい作りになっています。各メーカーから多くの種類が出ていますので、ぜひお気に入りを見つけてください。練習が毎日ある人や、朝夕の二回練習がある場合もあると思いますので、2着持っていると良いと思います。

素材を比べてみると、ポリエステル100%の商品は伸びにくく紫外線にも強いと言われていますが、子供はすぐに大きくなるため早めにサイズアウトしてしまう傾向があります。ポリエステル+ポリウレタンの素材は柔らかく肌に馴染みやすいのですが、その分生地が伸びてしまうのもポリエステルより多少早い傾向があります。どちらも着心地が良く丈夫にできていますので、簡単には劣化しませんので安心して選ぶことができますよ。

練習用スイムキャップ(メッシュ)

メッシュのスイムキャップも色々なカラーやキャラクターのものなどがありますので、お好きな物をお選びください。今後、大会に出場する時に使用することを考えると、メーカーのロゴが大きく描いてあるものは避けた方が良い(規定があります)ですが、練習で使用するぶんにはどんな物でも大丈夫です。

競泳用スイムゴーグル

スクールでは子供向け・初心者向けのジュニアゴーグルを使用している人が多いのですが、選手コースに上がったら競泳用のゴーグルを使用することをおすすめします。初心者向けの物よりレンズ部分がコンパクトで、フィットしやすく水の抵抗を受けにくいというメリットがあり、キラキラしたミラーレンズは小学生にも人気ですので頑張る動機づけとしても良いと思います。肌に当たる部分にクッションがついている物の方が、小学生にはおすすめです。

セームタオル

体を拭くためのタオルはセームタオルがおすすめです。薄くてかさばらず、絞れば何度でも使えますので、一枚持っていればOKです。サイズも様々ありますが、最初はS~Мサイズで十分だと思います。

ドリンクボトル

練習量も時間も大幅に増えますので、練習中の水分補給がとても大切になります。プールサイドにドリンクボトルを持って行きますので、プラスチック製やシリコン製で直飲みできるタイプをおすすめします。ペットボトルだと飲むたびに蓋を開けたり閉めたりしなければならないですし、ガラス製の物は割れると危険ですので避けましょう。

水泳選手コースで、あると便利なもの

ラップタオル

小さい頃から使っているという人も多いかもしれませんが、やはり着替えの時にあると便利です。

くもり止め

練習中に視界が悪いと危険だ、という点と、ペースクロック(時計)が見えにくいと練習にならないということもありますので、くもり止めをぬっておくと良いです。

ストレッチ用グッズ

練習前や帰宅後など、家での体のメンテナンスも重要になってきます。練習量が増えるため体への負担も大きくなりますので、しっかりとストレッチをして怪我をしない体、疲れを溜めない体づくりができるといいですね。道具を使わないストレッチでも良いですが、パターンを変えてアイテムを使うとやる気も出ますし、よりしっかりと目当ての場所をストレッチすることができるので、おすすめです。

コーチの指示で購入するもの

ブルブイ

ビート板として使用する場合と、太ももにはさんで上半身で泳ぐ練習の時に使用します。メーカーによって少し形や固さが違いますが、好みで選んで良いです。

スイムパドル

泳ぎを矯正するための物であったり、水をかく感覚をとらえる、筋力を強化するなどの目的で使用します。年齢によってサイズや形を使い分けますので、担当コーチからの指示があった場合に購入しましょう。

スイムフィン

スピード感覚を養ったり、筋力アップ、足首の柔軟などを目的として使用します。形や大きさによって負荷が違い、使用する目的によっても変わってきますので、これもやはりコーチの指示で購入しましょう。サイズ選びが多少難しく、小さいと指先が痛みますし、ゆとりがあると脱げやすいということもありますので、先輩が使っているものを一度借りて履いてみると良いです。あまりに脱げてしまう場合は靴下をはいてもよいのですが、面倒だったり不快感があるためほとんどの選手は素足でコツをつかみながら使っています。

シュノーケル

シュノーケルを使うと呼吸動作が省かれますので、姿勢や手の動きなどフォームに意識を集中して泳ぐことができます。また普段の泳ぎの中では鼻から吐いて口から吸う呼吸をしていますが、シュノーケルを使う場合は全て口呼吸となります。更にはターンの際に管に入ってきた水を出すために強く息を吐く必要があり、普段とは違った呼吸になるため心肺機能を高める効果が期待できます。小学生のうちはほとんど使用しないのではないかと思いますが、コーチの指示に従ってください。

道具入れメッシュ巾着

練習用具をまとめて入れる袋があると便利です。メッシュの巾着であれば水はけが良く、カビの心配も少ないのでおすすめです。サイズを選べますので、どれくらいの数の用具があるのかで選びましょう。

ヨガマット

プールサイドで陸上トレーニングをする際に使用します。クラブによっては水中練習のみのところもあるかもしれませんので、コーチや先輩に確認してみましょう。後々大会に出場するようになると、会場でレース前後のストレッチをする際にも使えますので便利です。

陸トレ用スニーカー

これも陸上トレーニングをする場合は必要になります。プールサイドは濡れていて滑りやすいので、スニーカーを選ぶ時には滑りにくいソールのものを選ぶと良いです。

大会に出場するようになったら必要なもの

レーシング水着

レーシング水着は薄くて締め付けが強く、水の抵抗を受けにくいなどの特徴があり、練習用の水着とはまったく別物です。値段はかなり幅がありますが機能性の高いものは高額のものが多いです。レースごとに着替えるのが理想ですので出場種目数と同じ枚数があると良いです。タイムスケジュールによりますが、予選・決勝のある大会ですと3~4枚必要になり、個人種目の他にリレーに出場する選手は更にプラスの枚数が必要になります。ですがまず最初のうちは1~2枚用意し、徐々に揃えていけば良いと思います。

高額な高速水着は着脱するのが難しいので、大会出場経験が少ないうちはあまりおすすめしません。まずは扱いやすいものから始めて、自分に合うメーカーや形を見つけられると良いと思います。

レーシングゴーグル

極力水の抵抗を受けにくいデザインであったり、屋外用の眩しさをおさえるカラーやミラー加工が施されているものなどがあります。レース前のトラブルで慌てないように予備を持っていると安心です。

シリコンキャップ

レースはメッシュキャップで出場してもOKですが、その上に水をはじくシリコンキャップを着用する選手が多いです。ただしかぶり方にコツがいるので、脱げないよう事前に練習しておきましょう。一人で扱えないうちは無理に使う必要はないです。

ジャージ・ユニフォーム

チーム指定のジャージやTシャツなどが必要になるクラブもありますので、確認しましょう。特に指定がない場合でも、大会会場で身に着けて良い物の基準が決まっていますので、頭に入れておくと良いです。

詳しくはこちら→競泳競技会において着用又は携行することができる水泳用品、用具のロゴマーク等についての取扱規程

室内履きサンダル

安全面を考えて、素足ではなくうち履きを履くようにしましょう。冷え対策としてスニーカーでも良いですが、濡れてしまう場面も想定できますので、乾きやすく滑りにくいサンダルがおすすめです。

スイマーズリュック

大会出場となると意外と持ち物が多くなってしまうものです。小分けにするよりも大きなリュックにまとめて持っていくことをおすすめします。一度購入するとなかり長く使えますので、小学生でも30~35リットルくらいのサイズが良いと思います。各メーカーから出ているスイマーズリュックは濡れに強く、底部分や前面にうち履きを入れるポケットがついていたり、プルブイを持ち運べるようになっていたりと、競泳選手の持ち物を考慮した作りになっていますので一般的なリュックよりも使い勝手が良いです。

プールバッグ

レースの時に持っていく小さめのバッグで、シリコンキャップやゴーグルの予備、くもり止め、ドリンクなどを入れて招集所に持っていくものです。レース直前のトラブルにも対応できるので、準備しておくと安心です。巾着タイプやナップザックを持っていく選手もいます。

クーラーボックス

プールサイドや更衣室は室温が高めに設定されており、湿度も高くなっていますので、クーラーボックスにお弁当・捕食・ドリンクを入れて冷やしておくと安心です。

まとめ

選手コースに上がってまず最低限必要なものは下記の通りです。

続けていく過程で泳力や年齢によって練習用具などの必要なものが変わってきますので、都度コーチの指示に従って揃えていきましょう。大会に出場するようになった時に必要なものは、一度に購入しようと思うとかなり高額になってしまうので、徐々に準備すると良いと思います。

皆さんの競泳ライフを応援しています!

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