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子供との何気ない会話は、ふと栄養素を考えるきっかけをくれる。

エッセイ

小学1年生の男子が突然大豆話!

スイミングスクールが開催されている時間、つまり子供がプール及びプールサイドにいる時間は、指導するコーチの他に必ず陸上のスタッフもそこにいて監視をしています。

私もやはり水の中に入って指導する時間があったり、陸上で歩き回りながら安全を確認したりしています。

ある日プールサイドを歩いていると、小学1年生の男の子がプールから上がり、私の所に来て言いました。

「今日からあなたの名前は納豆です」

私は答えました。

「イヤです」

彼は続けました。

「じゃあ豆腐にします」

私は言いました。

「ずいぶん大豆製品だね」

彼は大豆製品という言葉は分からなかったかもしれませんが、続けて言いました。

「僕は納豆が大好きなんです。でも豆腐は嫌いです」

ほう…私は聞きました。

「どうして私の名前を納豆にしようと思ったの?」

彼は答えました。

「適当です」

こういう何とも言えない緩い感じの会話は、この仕事をしていると日常茶飯事です。

突然タンパク質の話!

納豆は栄養があるからいいよねと、私が彼に言うと、へぇ~そうなんだ、とだけ言って去ってゆきました。

私の顔、納豆っぽかったのかしら。

納豆…大豆…それで、ふとタンパク質の話だなぁ~と思ったのです。

タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、血液、骨など、体をつくる主成分となるもので、ホルモンや免疫抗体、神経伝達物質などの材料にもなります。

また糖質や脂質が不足した場合のエネルギー源となるなど、タンパク質は我々の生命維持に欠かせない重要な栄養素なのです。

大豆の約30%はタンパク質で、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。

大豆のイソフラボンは、骨粗しょう症や更年期障害の予防作用が期待できると言われています。

そして納豆について。

蒸した大豆を納豆菌で発酵させて作る発酵食品で、納豆菌の作用でできるナットウキナーゼには血栓溶解作用や、血液サラサラ作用があります。

カルシウム、ビタミン、鉄など豊富な栄養素が含まれ、言わずとしれた健康食品ですよね。

我が家はみんな納豆好きなので、冷蔵庫の中に必ず入っていますよ。

美味しいから食べるというのもありますが、私ぐらいの歳になるとやはり健康を意識せざるを得なくなりますから、ま、一石二鳥ということで。

タンパク質についての詳細は日本人の食事摂取基準参照。

タンパク質と言えば

この会話をきっかけに頭に浮いてきたことがあります。

なんとなくなんですが、30代後半に差し掛かった辺りから、爪や髪が伸びるのが早くなっている気がするのです。

そんなわけないだろうとも思うのですが、若い頃より頻繁に爪を切っているし、美容院に行く頻度が高くなっているにもかかわらず、美容師さんに「なんかめっちゃ伸びましたね」とか言われます。

これって、タンパク質をしっかり摂っているからなんでしょうか?

加齢とともに緩やかになればいいのになーと、常々思っていた爪と髪の伸び具合。

逆に伸びるスピードが加速しているってことは、その分お肌や内臓にちゃんと栄養が届いていないんじゃないの?と心配になります。

優先順位を自分で決められたらいいんですけどね。

真実はどうなんでしょうか、詳しい方いらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいです。

単純に、先端とか末端とかが気になる年齢になってきたって事かもしれませんがね…( ;∀;)

しかしですよ

納豆は美味しくて好きなんですけれど、納豆以外のものから納豆のにおいがしてくるとコレむむむ?っとなりますよね。

納豆がそこに無いのに納豆のにおいがしたりとか、そうするとどんな顔になりますか?

あなたなら、どんな顔になりますか?

そう、私もそうです。

ほんっっっと納豆に失礼ですよね、好きなのよ、好きなのに、でもね、納豆を食べる時にしか、あのにおいとネバリは許されないという、納豆にしてみたら世知辛い世の中よね。

だからせめて納豆を食べる時はちゃんと敬意を払おうと思いますよ。

ただ、それを踏まえて小1男子よ、私の名前を、あだ名でもなく名前を、「納豆」にするというのはやはりお断りさせていただくよりほかありません。

におい、いや、香りのお強い食べ物を人の名前にしたら、だめだよ~。

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