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【冬なのにプール?】寒い冬に水泳をするメリットとは!

水泳のすすめ

こんにちは、スイミングインストラクターのきゃめるんです。

冬にプールなんて、寒くないの?風邪をひくんじゃない?水泳は夏にするものでしょ?

そう思っているあたな!あるいはそう思っている人が周りにいる方!

寒い冬に水泳をするメリットはたくさんありますよ!

長年プールに携わってきた私が、冬でも水泳を勧める理由を解説していきます。

この記事でわかること!

なぜ冬に水泳をすすめるのか

寒くなると外に出たくないと言う方が多くいらっしゃいます。習慣的にウォーキングやランニングをしている方が増えている印象ですが、足元が悪かったり悪天候などで思うように運動ができない日があると、習慣がフェードアウトしてしまったり気持ちが焦るという方も多いのではないでしょうか。外スポーツは冬になると場所が使えなかったりクラブがお休みになる所もあります。公園の遊具が濡れていたりすると、子供たちも外遊びができないためにパワーを持て余していますよね。

そこでお勧めするのがプールです。室内で温度管理されたプール施設は1年じゅう快適に運動することができる、体力づくりにもストレス発散にも適した場所なのです。水の特性を含めた冬スイミングのメリットを見ていきましょう。

冬に水泳をすると体の機能が高まる

なぜプールに入ると体の機能が高まるのか、水の特性である水温水圧抵抗浮力の観点からポイントと共にご紹介します。

水温

温水プールの水温は約30℃に設定管理されており、体温よりも低いため入った瞬間は冷やりと感じるかもしれません。寒さでブルっとなったときに鳥肌が立つのは、体を活発にしようと交感神経が勝手に働くからなのだそうです。また体温より温度の低いプールに入ると、体は体温を保とうとして体温調節機能が働き、水温の刺激により皮膚も鍛えられます。暖房の効いた暖かい部屋では起こらない変化や刺激を入れる事で、本来持っている体の力がみなぎってくるわけです。

水圧

水ならではの特性の一つが水圧です。プールに入ると全身に水圧がかかり、筋肉内の毛細血管が収縮して血流を促します。プールに入った瞬間は冷たく感じても、少し動いているうちに血行がよくなり体がポカポカしてきます。また水圧によるマッサージ効果を得られるため、むくみ・肩こり等の改善・筋肉痛の緩和が期待できます。激しい運動をしなくても、プールに入って軽く動くだけでじゅうぶんメリットがあるわけですね。

抵抗

水には空気の数十倍と言われる抵抗があります。この抵抗に逆らって前に進もうとしたり全身を動かす事で、高い運動効果が期待できます。筋力をつけたい方や体を引き締めたいと思っている方、脂肪を燃焼してダイエットしたいという方にもお勧めです。

浮力

プールに入ると、浮力によって体が軽く感じられます。膝や腰への負担が少ない状態で運動できるため、痛みを抱えている方や体重の負担が大きい方にもお勧めです。整形外科のお医者さんにプールを勧められて来ましたという方も多くおられますので、通院している方はぜひ担当医の方に相談してみてください。浮力を利用した動きで無理なく、且つ効果的な運動をしながら筋肉と心肺機能を鍛えていきましょう。また歩くだけではつまらない!という方は浮いたり泳ぐことにチャレンジしてみましょう。

冬のプール、実は快適です

外は吹雪!という時でも、プールの水温は約30℃、室温は30~35℃に管理されている所がほとんどだと思います。上で述べた水の特性も手伝い、水中で運動することで体がポカポカしてきます。特に子供さんはすぐに水に慣れてどんどん動けるようになります。スクールの後にアイスを食べている子は冬でもたくさんいるんですよ。冬に水泳をすることで免疫力が上がり、風邪をひきにくい体を作ることができますので、年齢問わずぜひトライしてみてほしいです。

冬のプールでの注意点

準備運動

プールに慣れていない方は、プールサイドで軽く体操をしてから入るようにしましょう。水泳はケガをしにくいスポーツの代表と言えますが、普段の生活の中ではあまりしない動きをしますので、やはり関節と筋肉のストレッチをしてから入水するのがベストです。

心拍数を上げる

水圧によるメリットがあると述べましたが、水温が体温よりも低いためただ浸かっているだけではやはり寒くなってしまいます。初めはゆっくり動き出し、慣れてきたら心拍数が上がるよう大きな動作で動いたり、速い動きを取り入れると体が温まってきます。ただし呼吸がハアハアするところまで頑張ってしまうのは危険ですので、体調を見ながら適度(寒くならない程度)に運動していきましょう。

水分補給

水の中に入っていると分かりにくいのですが、実は汗をかいていますので水分補給がとても大事です。ペットボトルや水筒など蓋つきのボトルで飲み物を準備しておきましょう(缶や瓶は持ち込み禁止の所が多いと思います)喉が渇かなくても適時摂るよう心がけましょう。

運動後は保温&ドライ

プールの中で動いている時は良いのですが、水から上がって体が濡れていると寒くなってくる場合があります。風邪をひく原因はプールに入ることではなく、運動後に濡れたままでいることですので、温かいシャワーを浴びたらなるべく早く拭き、髪を乾かしましょう。プールの中は室温と湿度が高いので、つい薄着で外に出ようとする方がいらっしゃいますが、温度差があることを忘れてはいけません。しっかりとケアをして、温かい服装で帰りましょう。

冬に水泳をするメリット:まとめ

運動したり出かける機会が減る冬も、屋内で快適に運動できる水泳はケガのリスクが少なくメリットがたくさんあるスポーツです。

今まで「冬」と「水泳」が結びつかなかった方、ぜひ今シーズン始めてみてはいかがでしょうか!

新たな趣味が増えるかもしれませんよ。

*あくまでも体調万全でプールに向かってくださいね。

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